1年は365日ですが、なぜ365日になったのか気になったことはありませんか?
実はこのことにも数学的な理由があり、
円が1周360°であることと関係しています。
ちょっとした雑学にはなりますが、一緒に見ていきましょう。
古代バビロニアで決まった
今から約4000年前、古代バビロニア(今のイラクの辺)では、1年を360日と決めたとされています。
バビロニアの人びとは、夜空の月の満ち欠けを毎日観察しました。
月の満ち欠けは、海の満ち引きと関係しています。
月と海の満ち引きを観察しつづけたバビロニアの人びとは、
- 月が30日ごと(正確には29.5日)に満ち欠けを繰り返す
- これが12回繰り返される
ことを発見しました。
そして、
30(日)×12=360(日)=1(年)
と決めました。
365日とのずれ
1年を360日と計算しました、実際は365日ですよね!
この5日間のずれは、日にちを調整するための月をはさんで調整しました。
これを「うるう月」(閏月)といいます。
これでばっちりですね(^^)
円の1周360°
月は太陽の光に照らされてながら、地球の周りを1周します。
地球からは、月の満ち欠けが見てとれます。
古代バビロニア人は1年を360日と計算しましたが、
この360日から円の1周を360度とする角度が考えられたとされています。
つまり、360は天文学に由来のある数字であるとも言えますね!
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