【分数シリーズ】③分数の計算(通分あり)

小学コラム

分数シリーズ】③分数の計算(通分あり)

続分数シリーズ。

これまでの内容を学習された後、読まれると理解が深まるかと思います。

【分数シリーズ】①分数・小数の意味

【分数シリーズ】②分数の計算(通分なし・約分)

今回も分数の計算(通分あり)についてです。

分数の足し算(通分あり)

分母の数が同じだと、分子の数どうしを足したり引いたりできます。

(例1)\(\frac{3}{6}+\frac{2}{6}\)

1が6つに分けられています。

分けられている数が同じなので、分子の数どうし足し算できます。

引き算もOKです。

(例2)\(\frac{2}{3}+\frac{1}{4}\)

左は3分割、右は4分割されているので、そのままでは計算ができません。

これをそろえましょう。

分母が同じだと分子どうし計算ができるので、分母の数を揃えることが重要ですね。

前回出てきた通分を使います。

通分とは分母・分子に同じ数をかけてもOKというものでしたね。

それぞれ、3と4をかけると、

$$\frac{2×4}{3×4}+\frac{1×3}{4×3}$$

$$=\frac{8}{12}+\frac{3}{12}$$

$$=\frac{8+3}{12}=\frac{11}{12}$$

図的には、左の正方形は横に4分割、右の正方形は横に3分割されます。

(いずれも12のエリアに区切られます)

 

1つ分が\(\frac{1}{12}\)でそろったので、分子の数どうしで計算可能ですね。

今回はここまでとします。

 

 

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