地球の重さを知っていますか?
なんと約6,000,000,000,000,000,000,000,000kgになります!
0が24個も並んでいます!!
今回は0の数の並びに注目しながら、日本でよく使われる単位について見ていきましょう。
まず重要なことですが
数の単位は4けたごとに名称がかわる
ということです。
例えば、身近なところでは
- 0が4個で「万」(まん)
- 0が8個で「億」(おく)
- 0が12個で「兆」(ちょう)
です。
- 1万=10000
- 1億=100000000 (=1万×10000)1万の1万倍
- 1兆=1000000000000(=1億×10000)1億の1万倍
4つ刻みとおぼえておくと簡単ですね!
そのあとは
- 0が16個で「京」(けい)
- 0が20個で「垓」(がい)
- 0が24個で「𥝱」(じょ)
です。
何だかよく分からなくなってきましたね^^;
冒頭でお話したように、地球の重さは
約6,000,000,000,000,000,000,000,000kg(0が24個!)
だったので
約6𥝱kgと表すことができます。
また、表し方を変えると、
約6𥝱kg=60000垓kg (𥝱→垓)
また、1000kg=1t(トン)なので
約60垓tと表すこともできます。
ここからは中学校以降で学ぶ内容ですが、そんなに難しくないので説明しておきます。
(例)100=10×10 を簡単な表現であらわす
10が2つかけられていることを$$100=10^2$$
10の二乗(にじょう)と表します。
同様に、
$$1000=10×10×10=10^3$$
10の三乗(さんじょう)と表すことができます。
10 の右上の数字を指数(しすう)といいます。
指数を用いることでで、
- 10が何個かけられているかわかる
- 0が何個並んでいるかわかる
ので見た目にもわかりやすいですね。
- \(1万=10000=10^4\)
- \(1億=100000000=10^8\)
- \(1兆=1000000000000=10^{12} \)
そのあとは、
- 0が16個の「京」(けい)
- 0が20個の「垓」(がい)
- 0が24個の「𥝱」(じょ)
でしたね、これらは
- \(1京=10^{16}\)
- \(1垓=10^{20}\)
- \(1𥝱=10^{24}\)
と書き直すことができます。
どこまで続くかというと\(10^{68}\)の無量大数(むりょうたいすう)まで!
聞きなれない言葉も多いと思いますが、以下にまとめておきます。
指数 | 読み方 |
4 | 万 まん |
8 | 億 おく |
12 | 兆 ちょう |
16 | 京 けい |
20 | 垓 がい |
24 | 𥝱 じょ |
28 | 穣 じょう |
32 | 溝 こう |
36 | 澗 かん |
40 | 正 せい |
44 | 載 さい |
48 | 極 ごく |
52 | 恒河沙 ごうがしゃ |
56 | 阿僧祇 あそうぎ |
60 | 那由他 なゆた |
64 | 不可思議 ふかしぎ |
68 | 無量大数 むりょうたいすう |
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